
部長山本有厳
2013年東京医科大学卒業。名古屋大学医学部附属病院、国立長寿医療研究センターの老年内科にて研鑽を重ねる。2020年4月より、祖父の代から続き、現在は父の山本有機先生が院長を務めるクリニックへ参画。同年8月に在宅療養支援診療所の施設基準を満たし、訪問診療部の部長に就任した。現在は蟹江町を中心とした訪問診療で、通院が困難な患者の生活を支える。
老年内科の経験を生かした在宅医療の提供で
患者さんとそのご家族をサポートいたします
当院は蟹江町にて、祖父の代より地域医療に携わっています。訪問診療部は、私がこれまで老年内科や訪問診療にて培ってきた経験を地域に還元し、超高齢社会において少しでも多くの方々により良い医療を提供するために開設しました。地域の皆さまが安心安全の医療を受けられるよう、24時間365日対応が可能な訪問診療体制を整えています。
訪問診療では、病気や認知身体機能、介護療養環境、そしてご本人とご家族の意向をもとに診療計画を立て、定期的にご自宅や施設での健康管理を続けます。ご本人に寄り添うことはもちろん、患者さんを支える方が孤独にならないことも大切です。診療では患者さんとご家族に、日々を穏やかに過ごしていただくこと、不安を和らげてご安心いただくことをめざしています。
私は幼い頃から、祖父母の診療所に集う高齢の方々とお話しする時間が好きでした。その気持ちは今も変わらず、患者さんとのお話や笑顔から元気を頂いてばかりです。今後も患者さんが望み、安心できる医療を届けることで、地域のお役に立てるよう尽力していきます。
在宅医療に力を入れた
クリニックです
「通院が困難」「慣れた自宅で療養したい」という患者さんとご家族に寄り添えるよう、広範囲の地域へ在宅医療を提供しています。
老年内科を専門とする
医師が診療を行います
当院は在宅療養支援診療所の施設基準を満たした医院です。高齢の方を数多く診療してきた医師が、包括的な全身管理を行います。
多職種連携による
チーム医療を提供します
訪問看護師、薬剤師、理学療法士、ケアマネジャー、地域包括支援センターなどと連携した質の高いチーム医療の提供をめざします。
外来診療
当院の外来では先祖代々、子どもから高齢者まで、世代にかかわらず地域の患者さんの健康を支えるために幅広い診療を行ってきました。現在は、循環器内科を専門とする院長が外来診療を担当しています。咳喘息、肺炎、気管支炎、肺気腫などの循環器内科の疾患はもちろん、糖尿病、頭痛、めまいや、お子さまの高血圧、不整脈など、内科や小児科なども含めて診療が可能です。
在宅医療
医師が患者さんに合わせた診療計画を立て、定期的に診察に伺う「訪問診療」と、患者さんの求めに応じて訪問する「往診」を組み合わせ、自宅療養生活を24時間365日体制でサポートします。在宅医療を利用しながら、それまでの病院への入院や検査を引き続き受けることも可能です。ケアマネジャーや訪問による看護・介護・リハビリなどのサービスとも連携した、チーム医療を提供しています。
訪問診療エリア
当院の訪問診療部は、海部郡蟹江町全域を対象エリアとしているほか、名古屋市中川区の一部、名古屋市港区の一部、名古屋市中村区の一部、弥富市の一部、津島市の一部、あま市の一部、大治町の一部、愛西市の一部、飛島村の一部への訪問にも対応しております。一部地域や対象エリアの詳細については、当院へお気軽にお問い合わせください。
在宅医療の対象となる方
在宅医療は、病気や障害、歩行困難などで通院が困難になってしまった方、認知症のために外来診療での待機が難しい方、介護施設や病院ではなく住み慣れた自宅で療養したい方、疾患により日常生活に支障がある方、自宅で最期を過ごしたい方などが対象となります。また、神経難病や精神疾患の方、独居している方、お二人で暮らしている高齢のご夫婦で、ご家族が遠方にいらっしゃる場合も在宅医療の対象です。
対応可能な疾患・治療
難病と呼ばれるALS、パーキンソン病や、認知症などの疾患のほか、病気によって気切、腹水穿刺、PEG、高カロリー輸液、ポート管理、在宅酸素、尿道留置カテーテル、輸血、中心静脈挿入などが必要な場合にも対応いたしますので、ご相談ください。また、がん末期、終末期、看取りの患者さんには、大切な時間をご家族と安心して穏やかに過ごしていただけるようサポートいたします。
医療法人フューチャー 山本医院
近鉄名古屋線 近鉄蟹江駅から徒歩3分